たまにはクラシック音楽以外の話でも♪
こんばんは、グラフィッカー☆JUNです。(^-^)/
いきなりですが、あなたはハードロックやヘヴィメタルにどんなイメージを持っていますか?
ボクは中学生のころ、KISSというアメリカのハードロックバンドに出逢ってから、ずいぶんと長い間ハードロックやヘヴィメタルというジャンル好んで聴いてきました。
高校生~大学生時代は、ネオクラシカルメタルとか様式美とか言われるジャンルに傾倒してバンドを組んでライブ活動もずいぶんやったものです。
そのネオクラシカルメタルの先駆者として名高い、イングヴェイ・マルムスティーンというギタリストをご存じでしょうか?
スウェーデンで生を受けたイングヴェイは、バロック音楽に多大な影響を受け、ヴァイオリンの様なリニアなプレイを好んで多用する、世界でも屈指の超速弾きギタリストです。(エレキギターでは『スイープ奏法』とか『エコノミカルピッキング』と呼ばれています。)
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『王者』と呼ばれる世界的スーパーギタリスト
デビューしたての頃のイングヴェイは非常にスリムでなかなかカッコよかったのですが、儲けすぎて、フェラーリを乗り回したり、いいものを飲み食いしすぎた反動で、すぐに醜い豚に成り下がってしまいます。(爆)
でも彼は単なる豚ではありません!
キメとなる部分はきっちりと作り込みますが、それ以外はほとんどその場のインプロヴィゼーションに基づいて作曲しており、そのズバ抜けたメロディーセンスやタイム感は、確実に天才の成せる業だといえます。
以下の映像は豚になってしまった後ですが、若干20歳で世界を席巻したギタープレイヤーそのものです。やはり天才です。
ちょっと凄すぎるので、最初の能書きは飛ばして、曲を是非一通り聴いてみて下さいね。クラシック音楽しか聴かない人でも「おおっ!」と思うはずです。
Yngwie Malmsteen-Arpeggios From Hell
なんか、今これを聴いていて懐かしさいっぱいで、血沸き肉躍るって感じです(笑)
ボクも当時は、食うのも寝るのも忘れて、難しいパッセージを何千回・何万回と練習してモノにしていくプロセスを経験しているので、その楽しさ故にテクニックばかり追いかけてました。
テクニック至上主義を否定するアンチもいますが…
テクニックばかりを追いかけることは確かによいことではないかもしれません。
でもイングヴェイの難易度の高い曲たちが、後にボクが改めてクラシック音楽にのめり込むきっかけとなってくれたのは事実です。(どこに目線を置くかは人それぞれですが、クラシック音楽に関して本気で取り組むには、最高レベルのテクニックを必要とします。)
もちろん、それだけだと音楽の本来あるべき姿から離れていってしまいますが、見方を変えると『テクニックを磨く=表現の引き出しが多くなる』ということなのだと思います。
物事に真剣に取り組んでいたら、どうしてもレベルアップしたくなるじゃないですか?
目の前に立ちはだかる壁を乗り越えていくには、何事もその時に必要なテクニックを習得することが最低条件になってきますよね。
今はバンドではなく、クラシックピアノを趣味として楽しんでいるだけですが、やはり好きな曲(弾きたい曲)はテクニカルなものばかりです。
とくにショパンのピアノは非常に難しいものが多いです。それこそ、何百万回・何千万回弾いても習得できないくらい…これが現実(笑)
ですから個人的には、やはりクラシック音楽は(それも複雑で高度なテクニックを要する曲であればあるほど)面白いと再確認させられるのです。
今日は久しぶりに激しい音楽を聴いたのでつい興奮してしまい、クラシックの話題から大きく脱線してしまいました…すみません。(^^;;
明日からまた、元に戻りますね。
では最後に、イングヴェイがギターで弾くトルコ行進曲(モーツァルト作曲)をお聴きください。
それではまた!(^-^)/~~~
Yngwie Malmsteen - Wolfgang Amadeus Mozart's Rondo Alla Turca on Guitar