クラシックの森:ショパン大好き

都内在住のグラフィック&WEBデザイナーです。クラシック関連CDや漫画のレビュー等を交えながら、クラシック音楽の魅力を楽しく伝えていけたらいいなと思ってます。

埃かぶって放置していませんか?

おはようございます、グラフィッカー☆JUNです。(^-^)/

突然ですが、あなたはメトロノーム持ってますか?
ネジを巻けばカッチンカッチンと振り子の原理で左右に振れながら、指定したリズムを刻んでくれるあのアイテムです。
楽器を演奏しない人にとっては、まったく必要のない代物ですよね…(^^;; 失礼しました。
でも、ギターとかドラムとかピアノとか…なんらかの形で楽器をかじったことがある人ならば、一度は使ったことがあるかと思います。

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多様化したメトロノーム

それこそ昔は、上の写真のようなアナログな機械式のものしかなかったのですが、バブル時代に差し掛かる頃(もっと前?)には、ピッピッとかポコポコとか(笑)頼りない電子音が鳴る簡易的なリズムマシンが出てきて、特にバンドマンなんかがリズム練習するときよく使ってました。

それが今では、無駄にオシャレでわかりやすいユーザーインターフェイス(UIデザイン)に、一生使わないだろうと思われる多彩な機能を搭載したものが、ネット上にゴロゴロ転がってます。
しかもいろんなプラットフォームで展開されてるので、持っている端末にアプリさえ落とせばすぐに使えるという…まぁ、なんともお手軽で便利な世の中になりました。

機械式か電子式、どちらを選ぶかは完全に好みによりますが、どちらを選んでも正直大して変わらないと思います。ハイブリッドなんてものもありますしね。
多少、機械式のほうがリズムに誤差が生じるみたいですし、ネジをいちいち巻かないといけない煩わしさもありますので、どちらかと言えば電子式の方が人気があるようです。

ちなみに、グランドピアノを所有してたとき、ボクは機械式の方を使ってました。
理由は、なんかカッコイイし存在感があるから。それから、電子式だとグランドピアノの大音量にかき消されてリズムがよく聞こえないからです。
とはいえ、今は電子ピアノしか持ってないし、標準でメトロノーム機能がついてますので、わざわざネジを巻くこともなくなってしまいましたけどね。(哀)

 

どんなに上手くても、メトロノームでリズム練習を!

楽器をやってると、ついつい自分の脳内リズムに頼って練習しがちです。
しかしその楽器がなんであれ、メトロノームを使ってのリズム練習はしっかりやるべきです。人前で演奏する機会があるなら特に。

どんな曲でも、最初から最後まで1小節のなかに同数の音符しか入ってないなんて、そんなことまずあり得ませんよね?
むしろ、割り切れない5連符やら11連符やら…特ににクラシック音楽には、なんでこんな中途半端な音数をここに入れちゃうの? っていう曲がたくさんあります。

ネオクラシカルメタルの豚リスト…いやギタリストのイングヴェイ・マルムスティーンなんかも、緩やかな主旋律に合いの手を入れるように、オブリガートをちょいちょいブッ込んできますが、実にその音数、1秒間に軽く20~30個。おい…(-_-;;

いずれにせよ、そういった難所でリズムをしっかりキープできずに演奏が破綻することが大いに考えられますので、日頃からリズム練習をしっかり積み重ねることは非常に大切だと思うのです。
その結果、脳内リズムも強化できますし、テンポ・ルバートクラシック音楽の醍醐味で『テンポを意図的に揺らす奏法』)にも説得力が増しますよね。

とにかく、まずは
インテンポできっちり弾けてなんぼです。

 

日工 メトロノーム スタンダード ブラック 226

日工 メトロノーム スタンダード ブラック 226

 

ボクも使っているNIKKO(日工精機)のメトロノームは超オススメ!
長年ベストセラーを誇る人気モデルで、色のバリエーションも豊富です。
ボクは黒を持ってますが、金色のアクセントも高級感があっインテリア性も高いです。


さぁ楽器演奏者のみなさん、今日からでも決して遅くありません。
リズム練習をしっかりやって、単なる酔っ払いのような演奏とはおさらばしましょう!
それではまた!(^-^)/~~~