ピアノのチュートリアルチャンネル @YouTube
こんにちは、グラフィッカー☆JUNです。(^-^)/
あなたは、YouTubeをよくチェックしますか?
ボクは、ピアノを独学でやって3年半(…でストップ中(^^; )なのですが、とりあえず先生がいないので、もっぱらYouTubeをチェックして、お目当ての曲のチュートリアル動画を探し出しては練習の参考にしています。
しかし、日本人・外国人問わず模範演奏として達者な弾き方をするピアニストは大勢いますが、アバター(ターゲットユーザー)設定をしていないからか、教え手のメッセージが全然伝わってこないのです。
なんか、漠然とレッスンしてるだけで内容が非常に薄っぺらいのです。
…だからそこ具体的にどうレッスンすりゃいいんだよ?
ってモニターの前で毒を吐くこともしばしば。(笑)
今回は、そんなチュートリアル動画を無料公開しているたくさんのピアニスト(ピアノ指導者)たちの中から、『これを探してたんやぁ~!』と狂喜乱舞したくなるくらい群を抜くピアニストを見つけ出したお話です。
編集もしっかりしているし、英語ではありますが説明もすごくわかりやすい。
細かなレッスン方法まで公開してくれているので、すご~くありがたいのです。
Paul Barton 氏のチュートリアルチャンネル★
もう何も言わず、まずは下の動画を観て下さい。
最初から最後まで、惹きつけられっぱなしになりますよ!(≧∇≦)
Chopin Etude Op.10 No.2 "I Hour Daily Practice Routine"
▲指も強烈に回るし、独自のユニークなレッスン方法にも釘づけになります。
これだけ見ても、素晴らしいピアニストであることはわかりますが、この動画に込められた熱意がビンビンに伝わってきて、他の動画もどんどん観たくなってきます。
演奏動画とチュートリアル動画、油絵動画(笑)で実に900本近くアップされていますので、相当見応えがありますよ。
Chopin Etude Op.25 No.6 - experimental piano video with GoPro
▲間髪入れずに超難曲のop.25-6。やばい…ふつうではあり得ないこのアングル。
Chopin Etude Op.25 No.6 - Tutorial - Rapid Double Third Scales
▲そしてそのチュートリアル。半音階の練習としてop.10-2も例として挙げられてますが、ボクはこのピンポン玉練習法で、3・4・5指だけある程度のテンポで弾けるようになりました。スゴイ!
Paul Barton 氏は、≪FEURICH -フォイリッヒ-≫という、ドイツのメーカーのピアノを愛用していますね。製造は中国のハイルーンのようです。
価格帯としては、日本の2大メーカーとほぼ変わりませんが、とても芳醇な音色で、実にヨーロッパ的な鳴り方ですね。
あと、動画によっては録音機材も映ってますが、結構なお金をかけてそうです。
そんな彼の経歴が気になって調べてみましたが、あまり詳細が露出されてなかったので、ほんとにプチ情報になってしまうのですが…
イギリス出身の彼は、ロンドンにある王立音楽アカデミー(Royal Academy of Music)大学院出身のピアニスト。
ピアニストとしてだけではなく、その演奏活動で得たお金を集めて、世界中の酷使された象さんの救済に当てるという慈善活動も行っているようです。
な、なんて素敵な人なんだ!(TmT)ウゥゥ・・・
Beethoven for Elephants - Thailand
▲自前のアップライトピアノを運び込み、傷を負った象さんのためにベートーベンのピアノソナタ第8番『悲愴』を演奏するというハートフルな動画もありました。
それから先ほども書いたように、彼は油絵を趣味(?)で描いているようで、その動画もあります。まぁ、その絵心もこれまた素晴らしいんですよ。
きっと芸術という名のつくものは万遍なく、しかも高いレベルでこなしてしまうタイプなんでしょうね。その才能、羨ましい限りです。
Paul Barton 氏のレパートリー
これもまたすごいんです。
一番録画しているのはショパンのようですが、バッハやベートーベン、スカルラッティ、モーツァルト、リスト、ドビュッシー、現代音楽…と、ありとあらゆる時代の曲を見事に弾きこなすんです。
そして、教え方がめちゃくちゃ上手! この方、普段はピアノの先生とかされてるのかな?
▲そして自前で円盤作りました。万が一、チャンネルがなくなっても安心です。(笑)
彼の動画は比較的、難曲のチュートリアルばかりですので、中級~上級者向けかもしれません。
でも初心者の人でも、ふつうの人より指があきらかに回るのであれば、是非Paul Barton 氏のチャンネルを登録して、憧れの難曲にチャレンジしてみてくださいね。
でも、気張らずに、ボーッと動画を眺めているだけでも十分楽しいですけどね♪
それではまた!(^-^)/~~~