クラシックの森:ショパン大好き

都内在住のグラフィック&WEBデザイナーです。クラシック関連CDや漫画のレビュー等を交えながら、クラシック音楽の魅力を楽しく伝えていけたらいいなと思ってます。

ピアノが黒いのには何か理由があるのかな?

こんばんは、グラフィッカー☆JUNです。(^-^)/

今日も東京は非常に暑かったです。
とうとう我慢できず、仕事部屋のクーラーのスイッチを入れちゃいましたよ。(-_-;;
仕事柄一日中PCをつけっぱなので、部屋の温度がすぐに上がっちゃうんです。そんな環境ではPCだっていい影響はないでしょうしね。

とはいえ、例年だとこの時期に仮にクーラーを付けたとしても軽く除湿程度で済んでたのですが、それはいままで気密性の高いマンションだったから。
戸建に住むようになってからは(最近の木造住宅は昔より気密性が高いとはいえ)外の気温にすぐ左右されるので、クーラーのスイッチを切ると間もなく元の温度に戻っちゃいます。

クーラーって、立ち上がりが一番電気を消耗するので、あまり付けたり消したりを繰り替えすと、料金が跳ね上がってしまうらしいですね。
だったら一日中つけっぱにしておいたほうが、全然料金が安くなるみたいです。

どっちにしても、今からこんなんじゃ真夏が思いやられます。
明日からまた節制しよ~っと…

さてみなさん、いきなり本題いっちゃいますが(笑)

『ピアノ』を想像してみてください。

アップライトでもグランドでも、電子ピアノでも、なんでも構いません。
…どうですか、思い浮かべましたか?
では、ここで質問です。

ズバリそのピアノは何色ですか?

 

『ピアノ=黒』は、日本で刷り込まれた常識

殆どの人の想像したピアノは『黒』だと思います。それもテッカテカで艶々の。
ここで木目や白などのピアノを想像した人は、ご家庭にあるピアノがそうなのではないでしょうか?
また、下の写真のように、ごてごてのゴシック様式建築物を連想させるような彫刻だらけのピアノを想像した人がいたら、間違いなくあなたは変態です。どうぞお引き取りください。←冗談です。(笑)

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これはクララ・シューマンが愛用した、グロトリアンシュタインウェイピアノ。
あなたが音楽の時間に習った『トロイメライ』の作曲者はクララの夫、ロベルト・シューマンです。

黒いピアノを連想するのは仕方のないことです。
だいたい、ボクたちが街や施設や学校で目にするピアノってほぼ100%が黒いピアノなんですから。
小さい頃、体育館や講堂で何かしらイベントがあるときにピアノが使われていたと思いますが、木目だのホワイトだのYOSHIKI CRYSTALだの(笑)そんなオシャレなピアノが置いてある小学校があなたの周りにありましたか?

そもそも、多くのピアノが黒いのには理由があるようです。

第一の理由
日本は湿気が多いので木目のピアノは適さないということで、日本の塗装技術である湿気に強い漆を使ってピアノを作り始めたこと。また、高級感もあるから一石二鳥ってワケです。その後、カシューという漆に近い天然塗料も使われました。
今でこそ、技術の進歩でポリエステルやポリウレタンの丈夫な塗料が世界中で使われてますが、その昔、西洋では黒いピアノを作るときは黒檀を貼り付けていたそうです。

第二の理由
単純に舞台映えするからというものです。
フォーマルな場所では、世界標準として黒い服を着ることが多いですよね。
ピアノに限らず、多くの演奏家は黒いタキシードやスーツに身を包んで演奏に臨むことが殆どです。
ですから、ピアノも…と考えられるようになったのは自然なことかもしれません。



その他、諸説が出回っていますが、何が正解なのかはここでは敢えて追求するのはやめておきます。

 

ピアノはなぜ黒いのか (幻冬舎新書)

ピアノはなぜ黒いのか (幻冬舎新書)

 

以前、この本を読んだのですが、どうも内容的に腑に落ちない箇所も多々ありました。
あくまでも参考程度にとどめた方がいいという注釈つきで、興味のある人は読んでみて下さい。

 

欧米諸国では木目ピアノが主流!

日本は湿気が多く、まだ塗装技術が未熟だった時代には木目が適さないということで、黒い漆塗りがスタンダードになったと紹介しました。
それだけではなく、日本ではそれ以前に鍵盤楽器の歴史がほとんどなく、ピアノとしては最終形へと進化し終えた頃に西洋から伝わってきて、黒塗りで製造をスタートさせたというのも『ピアノ=黒』となった要因のひとつでしょう。

対して、西洋の鍵盤楽器は、ヒュドラウリスと呼ばれるオルガンに始まり、古典派~ロマン派と時代が移り変わるのに合わせて、チェンバロクラヴィコードフォルテピアノへ進化しました。
それこそ日本には鍵盤楽器などがまだ存在しなかった時代に、すでに数百年もの歴史があったのです。
その間ずっと木目が当たり前だったのですから、日本が『ピアノ=黒』と思う以上に『ピアノ=木目』という常識が根付いているのは当たり前ですね。

 

それでも黒いピアノに落ち着いてしまう日本人

日本人は高度経済成長期から現代に至るまで、あまり過剰な自己主張をしない、実にシャイな人種でした。そして、奇抜な恰好を避け、できるだけ他人と同じことをし、平均的であることが美学だと教えられてきました。

こういった背景で人生を送ってきたのですから、ピアノは黒いのが一般的で木目は少数派(しかも高いし…)となれば、購入するとなると必ず黒いピアノに落ち着きます。
そして、その子供たちも然りです。
木目のピアノなんてもの自体、この世に存在するとは思ってもいませんでした。
ボクもそうです。ピアノって学校でしか見たことがありませんでしたからね。(笑)

でも、ボクは例え刷り込みだろうが、ピアノは黒がかっこいいと思ってます。
そもそも、木目のピアノって部屋を選ぶんですよ。それに合うような西洋風の民家なんて日本にはほとんど存在しないですしね。

西洋で木目がスタンダードな理由って、昔はまだまだ超高級品で一部のお金持ちにしか買えなかったワケですし、調度品としての趣きも重視してたからじゃないの?って思うんです。

単体で見たら確かに木目のピアノって美しいし素敵ですけど、何事もコーディネイトって大事です。
なので、結論として…

日本では『ピアノ=黒』上等!(笑)

ということで、今日の話を〆たいと思います。
それではまた!(^-^)/~~~

ピアニストの系譜、調べてみました。

こんばんは、グラフィッカー☆JUNです。(^-^)/

我が息子は、只今『魔の3週目』に絶賛突入中!
普通、新生児ってお腹が減ったりオムツが汚れて気持ち悪かったりで、2~3時間置きに泣くのは当たり前の話なのですが、この『魔の3週目』っていうのはさらに輪をかけて大変になってきます。
とにかく、もう暇さえあれば昼夜問わずギャン泣きしてぐずるのです。

その原因を、ネットでいろいろと調べてみたところ、簡単に言うとこういうことです。
どうやら、ママのお腹の中と外の世界の環境の違いにだんだんと気付き始め、そのギャップに戸惑ってくるらしいのです。

自我とまではいかずとも、段々となにかが芽生えてきてるのかな?? だとすれば、成長しているということなので喜ばしいことではありますが…
とにかく、もう1~2週目のように、抱っこして軽くあやす程度ではギャン泣きは止まりません。(^^;;

ここで、ママは「どうして泣き止んでくれないの?」と、日々の寝不足からストレスも溜まり、最悪旦那さんとの喧嘩も絶えなくなってきて、≪産後クライシス≫なんてことになる可能性も。
なので、赤ちゃんはもちろんのこと、ママのフォローも今まで以上にしっかりやらなければ!<(*`д´)b

新米パパもまだまだ修行中。身を粉にして頑張りますよ~!
ということで、今日もはりきって本題に行ってみましょう~!(^-^)

 

歴史的な作曲家やピアニストたちにも先生はいるのか?

フッとそんなことを思い立って、いろいろ調べてみることにしました。
みんな先生がいるんです、それが!…って当たり前ですよね。(笑)
それこそ、バッハやモーツァルトやベートーベン、ショパンにだって。
その先生の中には、有名な作曲家やピアニストもいましたが、有名ではないけれど有能な一指導者だったり、父親や母親だったりすることも珍しくありません。

例えば、ベートーベンの先生は、かのヨーゼフ・ハイドン交響曲の父とも呼ばれ、小学校の音楽室には必ず肖像画が飾られている大作曲家。

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また、モーツァルトの指導者は、父であるレオポルト・モーツァルト以外にはいなかった様です。

ショパンに至っては、何人かの優れた指導者についたものの、瞬く間に師を超えてしまうため、どちらかといえば成長を見守られていたという感じだったみたいですね。

その後、有名になった彼らも弟子を取り、数々の名演奏家を世に送り出していき、その弟子たちもまた後継者を育てていきました。
そして今、まだその途中ではありますが、彼らの教えは脈々と受け継がれ、素晴らしい音楽家たちがたくさん存在しているんですね。

あなたが好きなアーティスト(ピアノだけでなくヴァイオリンやチェロなど…)も、彼らの教えを継承されているひとりかも知れませんよ。

 

若手天才ピアニスト、ラン・ラン

今や、世界的スーパースターである中国人クラシックピアニスト、ラン・ラン郎朗は、まだ34歳!
彼はいつも世界のどこかでピアノを弾いています。超売れっ子とはまさに彼のことですね。長いクラシックの歴史を見ても、ピアニストとして稀にみる破格の成功だといえます。
賛否両論ありますが、ボクは彼のピアノは大好きです。過去2回(サントリーホールとみなとみらいホール)聴きにいきましたが、音もすごく美しかったですよ。

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そのラン・ランも、幼い頃に手ほどきを受けたのは父親でした。
彼の自伝を読んだことがありますが、見ようによってはとんでもない自分勝手な父親ですね。(笑)
もちろん、そこには親子ならではの愛が存在するのでしょうけど、本を読む限りでは彼の父親にはメチャクチャな印象しか受けませんでした。

さて、その話は置いといて…
ラン・ランは父の英才教育により、5歳で中国の大きなコンクールで優勝。
その後も国内で研鑽を積み、13歳で日本・仙台での≪若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール≫で優勝
15歳で渡米し、カーティス音楽院に入学。
そこで出逢ったのがゲーリー・グラフマンという、ホフマンホロヴィッツゼルキンを師に持つ超一流のピアニスト。
この出逢いは彼にとって素晴らしいものでした。これでラン・ランは超一流のサラブレッド系譜に乗ることになったのです。(もちろんズバ抜けた才能があったからこそですが。)

ラン・ランが師事した超一流のピアニストは、他にもダニエル・バレンボイムがいます。
この系譜もすごいんですよ!
バレンボイムの先生は、エドウィン・フィッシャー、その先生はマルティン・クラウゼ、その先生はフランツ・リスト、その先生はカール・ツェルニー、その先生はルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーベン
ビッグネームのオンパレードで、大量の鼻血が噴き出して死にそうになります。(ノ゚▽゚)ノ☆
なので、ハイドンから受け継がれた系譜にも乗っていることになりますね。これはすごい!

 

他にも現代のピアニストの系譜を調べてみると…

同じベートーベン~ツェルニーの系譜でも、ネズミ講のような末広がりになってますので、とんでもない数のピアニストがいるようですね。(^^;;

ツェルニーの弟子としては大きくリストレシェティツキに分かれていますが、以降どちらからも万遍なくビッグネームが世に出ているところに興味がそそられます。

リストの系譜として
ラフマニノフバックハウスルービンシュタイン、アラウ、ブレンデル小山実稚恵、若林顕…

レシェティツキの系譜として
パデレフスキ、シュナーベルスクリャービンプロコフィエフ、室井麻耶子、中村紘子

※以上順不同。また直系に限りません。

一人の師からどんどん派生していってますが、偉大な先人の魂が脈々と受け継がれて、現代にも当時の音楽がそのまま息づいているような気がしてなりません。
こういう風に、ピアニストについていろんなことを調べて新たな知識が増えると、いつものCDで聴きなれた演奏も、また違った音に聴こえてくるかもしれませんね。

今夜は、バーボンでも飲みながら改めてランランの演奏を観ようと思います。

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もちろんボクは全部持ってますが、どれもみな素晴らしいです!
そして彼のパフォーマンスはとても楽しい。その証拠に、観客がみんな笑顔なんですよ♪

それではまた!(^-^)/~~~

手の大きさとか、指の長さとか。

こんばんは、グラフィッカー☆JUNです。(^-^)/

Twitterにてフォロワーさんがふと「手が大きくて羨ましいです」とコメ入れてくれて、以前、偉大なピアニストの手の比較画像を保存していたのを思い出したので、ちょっと貼り付けてみますね。
話のネタを提供してくださり、ありがとうございます♪
ちなみに、男の手としてはボクの手は標準サイズだと思います。

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これ…リストとラフマニノフは破格の大きさですねΣ(゚д゚;)

この画像の右半分を見ると、ダニエル・バレンボイムラフマニノフの比較があります。
バレンボイムは指を目いっぱい広げて9thしか届かないのに対し、ラフマニノフは13th!
ちなみに、ボクがやってみたらバレンボイムと同じ9thでした。いや~~、13thとか人間サイズじゃないでしょ~…(笑)
ショパンだって、ギリギリ10th掴める程度の大きさだったらしいですしね。

スクリャービンは、結構手が小さいのですね。
女性にしては、マイラ・ヘスが9thと大健闘しています。
そして、ランランって意外と手が大きいんですね。すごく柔らかい手をしているとは聞いてましたが、これにはびっくりしました。

さてさて、あなたはどのくらい届きますか?
身近に鍵盤楽器がある人は是非やってみてください。

 

手が大きいからといって、ピアノ演奏に有利なの?

もちろん、それだけでピアノに有利とはいえないと、ボクは思います。
現に、彼らより遥かに小さい手しか持っていない女性や、才能ある子供たちがリストやラフマニノフの曲を華麗に弾きこなすのですから不思議な話だと思いませんか?

手首の柔軟さしなやかな腕の筋肉上手な肘の使い方、等々…ピアノを弾くには、たくさんの条件が必要です。もちろん、これらに手の大きさが加わるともっと良くなるのでしょうけど、大きな手ありきではないのです。

運指にしてもそうです。
指遣い(指番号)の指定は、楽譜の出版元によって変わってくるケースもありますし、エチュード(練習曲)系や多くのドビュッシーの曲など、作曲者本人が指番号を指定していない限り、片手で届かなかったら両方の手でカバーし合うことも可能です。
そういった工夫と努力を重ねていけば、十分に難曲も演奏可能になっていくのでしょう。

 

天才少女 小林愛美さん

ここで、その良い例を挙げてみますね。
3歳からピアノを始め、7歳でオーケストラと共演、9歳でカーネギーホールでコンサートを開いた神童、小林愛美さんです。


Aimi Kobayashi plays Chopin Etude op.25-#2 F-minor

こんな小さな子供が…こんなに立派な演奏をするなんて。(^^;;
いやぁ…才能ってこういうことなんですね。ちなみにこれは9歳のときみたいです。

もう、手首の使い方や感情の乗せ方とか、小さな子供とは思えない立派なプロフェッショナリズムを感じますよね。
ボクがピアノを始めて最初にショパン≪幻想即興曲に取り組んだ理由は、偶然彼女が弾いてる映像をみて「あっ、これって子供でも弾ける曲なんだ?」という果てしない勘違いをしたからです。(恥)
意地で練習して、なんとかその曲だと分かるくらいまで弾けるようにはなりましたが、とんだアホンダラですね。
そして、彼女は現在21歳。日本を代表する、押しも押されぬ女流ピアニストへと成長しました。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「熱情」

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「熱情」

 

 ▲早く新譜を出してくれないかなぁ…と、オッさんは首を長くして待っております。

こうやって物理的な問題のみに焦点を当て、手が小さい人たちが優雅にショパンやリストやラフマニノフといったヴィルトゥオジティ溢れる難曲を弾きこなす姿を見ていると、なんとなくですが希望が湧いてきませんか?(ピアノを弾いている人)
もちろん、小さな頃から然るべき教育を受け、基礎を積み上げた彼らの努力と修練の賜物であることは言うまでもありませんが。

幸い、ボクはショパンやリストの曲であれば、部分練習も反復練習も何十時間でもやれます。
自分が難曲を弾きこなす姿をイメージして、猛練習して、でもやっぱりイメージ通りには行かず、それでもイメージして…の繰り返しです。
「気長にやってれば、いつか弾けるようになるさ!」と、飽きもせず楽しみながら練習できる才能があれば、趣味としては十分他人に誇れますよね。←と自分に気休めを言ってみる。(^^;;

最近、いろいろと忙しくて、スタジオを借りてグランドピアノを弾くどころか、自宅の電子ピアノですら全く練習していません。
そろそろ鍵盤に指を這わせておかないと本格的に錆びちゃいますので、ちょっと今からヘッドホンでもして練習しましょうかね。

それではまた!(^-^)/~~~

THE ART OF PIANO

こんばんは、グラフィッカー☆JUNです。(^-^)/

息子が誕生してから早14日が経過しました。
この間、夫婦共に初の経験の連続にアタフタしながらも、なんとか協力しあって一日一日がアッという間に過ぎ去っていってます。

友人たちから「新生児の時期なんてほんの僅かな期間だけだから、今のうちに写真もたくさん撮っておきなよ。」とよく言われますが、確かにこんなに時間が過ぎていくのが早いなんて…それだけ充実した時間を過ごしている証拠かもしれませんね。

子育てしている限り、次々と新たな問題とか壁に直面すると思いますが、何事も経験と思って楽しくやっていこうと思います。(^-^)ゝ

さて、今回は≪THE ART OF PIANO≫という、歴史的な貴重な映像をたくさん収録した、超オススメのDVDを紹介します!

 ▲現在売られている日本語字幕版は中古が多いです。新品に拘るならば、字幕なしの海外版の方がよいかもしれません。

 

絶対観たほうがいい! でないと後悔する! 

これ断言します!
そして、これを観たらまたクラシックピアノ界の歴史や偏移、そして歴代のピアニストたちへの敬愛の念が深まり、ピアノ音楽鑑賞にもピアノ演奏にも意欲が沸くこと請け合いです。
現代のピアニストや評論家が貴重な映像の間でウンチクを語る以外は、一部を除きほぼ全編通じてモノクロです。それだけ歴史的な映像が盛りだくさんで、特にマニアには垂涎モノの内容です。

この中に登場するピアニストを書き出してみると。

Claudio Arrauクラウディオ・アラウ
Wilhelm Backhaus(ヴィルヘルム・バックハウス
Alfred Cortot(アルフレッド・コルトー
Georges Cziffra(ジョルジ・シフラ)
Annie Fischer(アニー・フィッシャー)
Edwin Fischer(エトヴィン・フィッシャー)
Emil Gilelsエミール・ギレリス
Glenn Gouldグレン・グールド
Myra Hess(マイラ・ヘス)
Josef Hofmann(ヨゼフ・ホフマン)
Vladimir Horowitzウラディミール・ホロヴィッツ
Arturo Benedetti Michelangeli(アルトゥール・ベネッティ・ミケランジェリ
Benno Moiseiwitsch(ベンノ・モイセイヴィチ)
Ignacy Paderewski(イグナツィ・パデレフスキ)
Francis Plante(フランシス・プランテ)
Sergei Rachmaninovセルゲイ・ラフマニノフ
Sviatoslav Richterスヴャトスラフ・リヒテル
Arthur Rubinsteinアルトゥール・ルービンシュタイン


どうです? この錚々たる顔ぶれを見ただけで気持ちが高ぶってきませんか!?(≧∇≦)b

 

圧巻のヴィルトゥオーシと稀代のピアニストたち

特筆すべきは、ジョルジ・シフラのマシンガンのような強烈な指の回り方!
指にはマイクロチップが埋め込まれていて、最新のプログラムで制御されている精密マシンじゃないかと思うくらいの凄まじさ。
確かに、ホロヴィッツギレリスリヒテルは疑いようのない屈指のヴィルトゥオーシ(ヴィルトゥオーゾの複数形)であることは間違いありませんが、シフラの鬼気迫るピアニズムに触れると、3人とも霞んでしまうくらいです。

何を以てヴィルトゥオーゾと呼ばれているのか、正確な定義がよくわからないところもありますが、グレングールドも超絶技巧派です。
生涯のほとんどをバッハの作品に捧げ、愛犬とともに別荘にこもってピアノを弾き続け、一生独身を貫き通した不世出の天才ピアニスト。
外にでるときは、どんなに暑くてもコートに手袋にハンチング帽子という、所謂変人でもありました。

ただボクは、そこまでの超絶技巧主義とされる彼らのようなピアニストに傾倒したことはありません。
一番好きなピアニストはアルトゥール・ルービンシュタインなのですが(彼も当然卓越した演奏技術を持っていますが)いわゆるヴィルトゥオーゾとして扱われるピアニストではなく、特にショパンに関してはその官能的で抒情的な美しい物語を独特のテンポ・ルバートを以てを紡ぎ出すスペシャリストだと思っています。

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次にルフレッド・コルトー
ロマン派を中心とした比較的レパートリーの少ないフランスのピアニストですが、彼の持ち味もテンポ・ルバートと、色彩豊かな美しい音色。
余談ですが、彼はパリにあるエコールノルマル音楽院を設立した一人です。演奏家であると同時に、指導者としても多くのピアニストを輩出しました。
このDVDでも触れられてますが、コルトーの指導は「まるで詩人の朗読のようであった」らしいです。

残念ながら、すべてのピアニストについて触れることはできませんし、所詮文章だけではいくら書いても伝わらないものがありますので、是非偉大な先人たちからの贈り物を、コーヒーや紅茶でも飲みながらじっくりと鑑賞してみませんか?
特に、ラフマニノフやパデレフスキの本人映像なんて、そうそう観られる代物ではないと思いますよ。

この記事を書いていたら見返したくなったので、夜遅いけどボクも焼酎と柿ピーをお供に鑑賞して寝るとします。(笑)
それではまた!(^-^)/~~~

 

根性論のみでピアノを練習すると困ったことに…

こんばんは、グラフィッカー☆JUNです。(^-^)/

今日は、ひとつ嬉しいことがありました。息子のヘソの緒が取れたのです!(笑)

朝、オムツを替えたときにヘソからポロッとこぼれたのですが、糸のようなもの(血管?)でまだ繋がっていたので、そこで無理に取ることはせず、一旦元に戻しました。
その後、いつものように沐浴したのですが、どうやらその間にお湯でふやけて糸のようなものが切れたらしく、最後はプカプカとお湯に浮いてました。

いやぁ~、もう日に日に成長を見せてくれますのでパパは感動です!o(゚▽゚○)

さて、早速今回も本題に入りましょう!
昨日は、初心者が人前でピアノを弾くとミスタッチが多くなり、終いには演奏が破綻することについて書かせて頂きました。
これ、人によるとは思うのですが、ボクは小心者なので間違いなく破綻します。(^^;;
しかも、それがショパンの曲だと尚更です。

 

 

そして、ピアノサークルとかの発表会で『人前で堂々と演奏できる人がすごく羨ましい!』ということと、そういったサークルで場数を踏めば、緊張することもなくなり集中力も鍛えられるのではないか? と書いたところ、ピアノを弾いているTwitterのフォロワーさんからありがたいアドバイスを頂きました。

 

ピアノサークル行ってると、人前で弾いてミスしてもへこたれない精神力ばかり鍛えられて上手くなりません笑

 

な、なるほど!(ノ*゚▽゚)ノ
そんな感じに仕上がってしまうのは不本意なので、避けたいところです。(笑)

結論としては、演奏中に余計なことを考えて支障をきたさないように、自力でどうにか集中力を身に付けないとダメだってことですね。
胡散臭いインチキメソッド商材にだけは手を出したくないので、アマゾンでDaiGoのメンタリズム本でも探してみようかな?(笑)

でもやっぱり、人前で弾くことにはどんどんチャレンジした方がよいのですかね?

 

基礎はないけど鉄筋コンクリートの立派なビルを建てたい!

困ったものですが、ボクはまさにこのタイプです。(笑)
4年前のGWに電子ピアノを買って、初めての選曲が≪幻想即興曲なので「自分どんだけピアノ舐めてんだよ?」って、今となっては思いますね。

24時間で30階建の高層マンションを作り、案の定すぐ倒壊するも、またすぐに同じことを繰り返してしまう、学習能力と民度が低い某国のようなもんです。(爆)

前記事ではエチュードop.25-2を恥も外侮もなく公開しましたが、今回はエチュードop.25-1≪エオリアンハープ≫を恥も外侮もなく晒します
この曲は、度々の小指の跳躍に気を付けないといけないのですが、手首や腕の使い方が一曲通して基本的に同じなので、まぁまぁ弾きやすかったです。
しかし、やっぱ基本練習とか全くやったことないので、指先への重みのかけ方や抜き方、手首やひじを柔らかく回転させる感覚云々、全然わかりませんのでいつまでたっても美しくは弾けません。

そして、やはり最大の問題はミスタッチの連続!

ミスするときって、手が動いた瞬間に「あっ、外れる!」ってわかるんですよね。そしたらほぼ100パーセント外れるという。(笑)


Chopin Etude op.25-1

ピアノ歴3年と5ヶ月の超初心者が、根性だけで楽譜を追って弾くエオリアンハープ。このときは怪しすぎますが、最近コーダ部をキレイに揃えて弾けるようになりました。もちろん根性で練習して。

指が鍵盤にしっかりと吸い付く感覚というのでしょうか? きっとこんな感じだろうなっていうのは想像できますが、それが正解か不正解かもわかりませんので体感もできません。

1. ピアノ教室に行けばすべて解決できるのでしょうかね?
2. そしたらミスタッチも減っていくのですかね?
3. でも、バイエルとかハノンとかやらされませんかね?
4. あと、ピアノの先生って全員がショパンを楽勝で弾けるレベルなんですかね?

等々、頭でっかちになって3年以上行動に移せないでいます。
あ~~、めちゃモヤモヤする…(笑)

単純に『楽しみながらピアノを弾ければいいや。』と最初は思ってたのですが、楽しむためにはやっぱ上手く弾けないとだし、ショパンで弾きたい曲は超難曲ばっかだし。
それを解決するには基礎練習が大切だってことは分かってはいるのですが、バイエルとかハノンとか、つまんないしめんどくさいのですよ。(^^;; ←めんどくさいのはボクか…

こんな感じで、一生悶々としたピアノライフを送るんだろうなぁ。
幸い、譜は読めるし、暗譜も得意だし、初心者のわりにはたぶん指も動く方だと思うので、根性論でいけるとこまでいってみようかな? と思う今日この頃でした。

それではまた!(^-^)/~~~

人前でピアノ演奏すると…必ずミスタッチと言い訳するよね。

こんばんは、グラフィッカー☆JUNです。(^-^)/

ピアノを弾いている人であれば、このタイトルのこと分かってくれるでしょうか?
ボクのようなピアノ初心者にありがちな話ですが、きっと同じようなことに思い当たる初心者の人が大勢いると思います。

普段の練習では気持ちよく弾けているのに、ピアノのことが全く分かってない友達を前にしてもすご~く緊張して(もしくはいいところを見せようとして)集中力が散漫になり、音を大きくはずして照れ隠しではい終了~♪
でも、その友達が帰ってから同じ曲を弾いたら、最後まで気持ちよく弾けて「お~~い、友達カムバ~~ック!」と呼び戻したくなったり(笑)

人前でなくても、例えば動画を撮る場合もそうですね。
暗譜も完璧で、普段から弾きなれている曲なのに、なぜかビデオ録画してると意識した瞬間…あっ、ミスタッチ!(-_-;
そし間違うたびに最初から録画し直し、それを何回か繰り返していくと、ドツボにハマッてしまい、もう最初の一音から外したり…щ(´□`)щ
もうダメだぁ…今日は録画中止~~(笑)


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要するに、気が散ったり演奏に関係がないところに意識が向くっていうのは、これ自分の集中力の問題なんですよね。
やっぱり上手な人って、そこが優れているんだと思います。
ピアノを弾くだけでなく、メンタルも鍛えないと、たかが気の知れた友人数人の前でガタガタになるようでは、サロンやホールでのピアノ発表会なんて恐ろしくて参加できません。
初心者で下手くそとはいえ、ちゃんと最後まで弾けるところを見せたい(分かってもらいたい)のですが、ここはジレンマです。

 

勘違いで始まり、気付いても変えられない練習法

ボクの場合、2013年のGWに「ピアノ弾けるようになりたいな!」と、半ば思いつきで電子ピアノを買い、恐ろしいことに≪幻想即興曲から練習し始めた大馬鹿モノ。
しかし、もともとバンドをやっていてスケールは把握していたし、楽譜もちゃんと読めたので、運指をいろいろ調べて根気よく2週間弾いていたら、冒頭の部分がなんとなく弾けちゃったのです。
でも、ほんとになんとなくです。もちろんむちゃくちゃですよ??(笑)

しかし、調べてみると、この曲は初心者が弾く曲ではないということが判明しました。(笑)
でも、YouTubeで小学校低学年の女の子が見事に弾いてるのを見たことがあったので、小さな子でも弾ける曲なんだと勘違いしてたのです。
これって、ピアノあるある…ですかね?

確かに、右と左の音符の数が割り切れないし、スコアなんてもやしがたくさん生えてるようにしか見えないし、音楽の時間に習った曲と全然次元が違うなぁ…と感じてはいたのですが。(^^;

でも、思い込みってすごいんですね。
仕事もそこそこに(笑)毎日10時間練習して、通しで弾けるようになるまで根性だけで2ヶ月かかりましたが、なんとかやり遂げることができました。
あくまでも素人レベルですけど、中途半端にできたもんだから、根性論で曲をマスターする悪い癖がついて抜け出せなくなっちゃいました。

 

初心者なので、完成度なんて度外視してしまう件

要は、早くいろいろ弾けるようになりたいので、次はワルツの第7番
そのあと派手さに惹かれてワルツ第14番 遺作
そして、ある解説本にエチュードの中では弾きやすいと書いてあったので、op.25-1≪エオリアンハープ≫op.25-2を。
どれもこれも下手くそですが、下手くそなりにプライドはあって、大きなミスタッチをせずに一曲弾ききることを目標に掲げて練習しました。


Chopin Etude op.25-2

これが、何回も撮り直して一番弾けたと思うVer.です。初心者とはいえ、ほんとにヒドイ!

恐らく、これらの曲をなんの基礎もできてないド素人が、独自の練習方法でやったことがそもそもの間違いだったんですね。
ドレミファソですら正確に確実に均一に弾けないのに、速くて確実性と表現力まで求められるショパンの曲を、ド素人が常に安定した演奏なんて保てるわけがないんです。

一人で弾くときは気を取られる要素はなにもないのですが、第三者の目に触れるということを意識した瞬間に、集中力がすべて崩壊し、やればやるほど演奏が破綻…あぁぁ~~~(T▽T)

先ほども書きましたが、こんな風では、発表会をメインに活動しているピアノサークルなんていつまで経っても参加できません。みなさん、よく人前であんなに弾けるなぁ…とうらやましく思います。
かといって、ハノンとかやる時間があるなら、ショパンの譜を頭に叩き込みたい派です。←きっとここがダメなんでしょうけどね。(笑)

 

そこで、ピアノを弾くあなたに質問!

演奏中、なにを考えて弾いてますか?
そして、ミスタッチしたあとは、瞬時にどう気持ちを切り替えてリカバリーしてるのでしょうか?

この思考のメカニズムを確立している人を心から尊敬しますし、是非その極意を教えて欲しいです。
もしくは、四の五の言わずに場数を踏んで、演奏破綻を覚悟して経験を積み重ねれば、自ずとコントロールできるようになるものなんですかね?

やっぱり、ボクも人前でピアノを弾いて、語り合える音楽仲間を増やしたいというのが本音です。
どこか下手くそでも仲間に入れてくれる、心が広いピアノサークルないかなぁ?(笑)

と思いを巡らせてそろそろ寝ることにします。お休みなさい。
それではまた!(^-^)/~~~

最近のコはこういうのが好きなのか…と思ったピアノ漫画

こんばんは、グラフィッカー☆JUNです。(^-^)/

クラシック音楽を題材にした漫画といえば、あなたは何を思い出しますか?
やっぱり一番の代表格といえば、10年ほど前にドラマ化されて一大ブームとなった
のだめカンタービレでしょうか。

のだめ役の上野樹里さん、千秋役の玉木宏さん、龍太郎役の瑛太さん…etc、その他脇を固める役者陣もすべてハマり役!
なんでこんな神キャスティングができるんだろうって、めちゃくちゃ感心したものです。←遠い目(*´꒳`*)

原作は原作の良さがあるし、ドラマにはドラマの良さがあってそれぞれ面白いのですが、大概の作品はそれらは別物として切り離して観ないと、腹立たしい思いをすることも多々ありますよね。

その辺のクズドラマっていうのは、得てしてスポンサーのことばっかり優先して、原作のイメージを木端微塵に破壊する演出を平気でブチかましてきます。
キャスティングしかり脚本しかり、もう全てが生ゴミレベルなんですよ。

でも、のだめに関しては、漫画の世界から飛び出してきたかのようなキャラクターたちが、自由奔放に、しかし忠実に、のだめワールドを再現してくれているじゃないですか!
スタッフ陣は、この作品の素晴らしいところを的確に引き出し、たった11回という短い放送でスマートに上手にまとめ上げましたね。いや、本当にあっぱれです。(^-^)/

のだめカンタービレ全25巻 完結セット (講談社コミックスキス)

のだめカンタービレ全25巻 完結セット (講談社コミックスキス)

 

原作コミックス全25巻、うち最後の2巻はスピンオフです。是非大人買いを♪(笑)

のだめカンタービレ DVD-BOX (6枚組)

のだめカンタービレ DVD-BOX (6枚組)

 

こちらはクラシック好きのほとんどの方が観てるであろう、TVドラマ版です。

いきなりのだめで熱くなっちゃいましたが、今日のお題はこれではありません。
タイトルの通り、最近のコはこういうのが好きなのか…と思ったピアノ漫画です。

 

≪それは色めく不協和音≫ という学園ラブコメ

もともと、ピアノやクラシックを題材にした本は、いろいろネットでチェックして読み漁っているほうだとは思うのですが、この漫画に関しては、今どきのタッチに興味が湧いて買ってみました。

『学園ラブコメと裏表紙にも表記してあるので、四月は君の嘘のような感動ストーリーではないけれど、なんとなく青春の甘酸っぱさが感じられるんではないか?という淡い期待を抱いて買ってみたのですが…
四月は君の嘘のようにのめり込める要素が全くなくて、ただただミーハーな観点で、憧れのピアノ男子を描いてる原作者のオナニー漫画でした。←いやほんと失礼(^^;;

まぁ、この本を読んでる自分を見ているもうひとりの自分がいて、ちょっとこっ恥ずかしい感じがしましたね。(笑)

それは色めく不協和音 (1) (シルフコミックス)
 

絶対的にオススメしません。でも買いたいなら自己責任でお願いします。(笑)

その、こっ恥ずかしい漫画の大筋を少しお話しましょう。

ピアノの名門といわれる某音高に入学してきた主人公は、根暗メガネで前髪が野暮ったい指がきれいなピアノ男子。
しかし、緊張するとすぐ眩暈(めまい)で倒れるというあるある設定。

そしてヒロインは、ピアノ男子に萌える性癖(?)を持ち、入学式から初対面の主人公に執拗に絡む、黒髪ロングのニーハイ絶対領域女子。
元気ハツラツ瞳クリクリで、新入生代表挨拶を任されるほどの才女というあるある設定。
彼女自身はほとんどピアノが弾けないんだけれど、ピアノ男子に萌えるがゆえに、この名門音高に入学してきたというか…それで音高に入学できちゃうというハチャメチャな設定。

また、新入生を代表して入学式にピアノを弾く予定だった、のちに主人公をライバル視するイケメン男子生徒。
彼は、ヒロインに以前から恋心を抱き、同じ高校に行きたいがために中三からピアノを始め、音高に受かったというハチャメチャな設定。(本当にピアノの名門なの? ねぇ、バカなの?)

しかし、彼が体調不良で入学式を欠席したために、ヒロインの強引な推薦で代役でピアノを弾かされるはめになった主人公。
ステージに上がったものの、緊張のあまりピアノの前で眩暈を起こし倒れるが、なにが起こったのかスクッと起き上がり、まるで別人のような余裕ある表情(イケメン)で髪を掻き上げ、華麗にピアノを弾きこなし全女子生徒をメロメロにしてしまう、あるある設定。


という冒頭部分で、なんだかもうこっちが恥ずかしくなるベタベタな展開。
あ~~。。。もうダメだ。恥ずかしくて、もうこれ以上読めない…(笑)
この、眩暈で倒れてイケメンになる原因はなんなんだぁ~?とも思いません。
たぶんこれを伏線として今後話が進んでいくんでしょうけど、も~いいわ~~(笑)

でも、頑張って最後まで読みました。せっかく買ったので。
でも、やっぱり耐えられない…もう、2回目読み返す勇気もありません。
が、これが1巻目で、すでに2巻も出ているようです。

あぁ~~。。。第2巻…買っちゃおうかなぁ?(爆)

 

それは色めく不協和音 (2) (シルフコミックス)

それは色めく不協和音 (2) (シルフコミックス)

 

まだ第二巻は買っていません。が、たぶん第一巻と大差ないのでしょう。絶対的にオススメしませんが、それでも買いたいなら自己責任でお願いします。(笑)


今回は本気でふざけた投稿になってしまいました。
しかし、ピアノ好きで漫画好きなあなたに、無駄遣いしないための抑止力になったら幸いです。(笑)

それではまた!(^-^)/~~~